●楕円形の小玉スイカの代名詞「マダーボール」 楕円(ラグビーボール型)の小玉スイカ=マダーボールと思われるほど... とても有名な品種です。 おそらく、楕円形の小玉スイカの苗としては... 日本で1番出回っている品種だと思います。 この「マダーボール」発売より前の時代... 当時の小玉スイカは、あまり肉質が良いものがなく... " おいしさは、大玉に劣る " という認識でした。 そんな時代に発売された " 小玉なのにシャリ感のある " という「紅こだま」や「マダーボール」。 これらは、当時の認識を覆すきっかけになった品種だったと思います。 そして現在では... 丸形としては「紅こだま」 楕円形としては「マダーボール」 という品種名は、小玉スイカの代名詞となりました。 「マダーボール」の肉質について、評価しますと... 当時の品種の中では、シャリ感があったと思いますが... 最近の品種と比べると、やわらかめです。 ただ... 適度にシャリ感はありますし... 作りやすく、糖度は12〜13度と安定して高くなることから... 家庭菜園で人気があります。 ちなみに皮は薄いです。 皮際まで食べられるのは嬉しいのことなのですが... 割れやすいという短所にもなっています。 この短所については... 皮が薄いけど割れにくい「姫まくら」という品種もご紹介していますので... ぜひ、そちらもご覧くださいませ。 「マダーボール」も人気があって良いのですが... 基本的に「姫まくら」の方が、上位互換の品種だと思っています。 〔品種特徴〕 ・果長20cm・果重2.2kg内外。変形や空洞果になりにくい。 ・皮目が薄く、果肉は濃紅桃色。 ・繊維は少なく適度にしまり、 糖度は12〜13度と高い。 ・熟期は早生系で、5月収穫で40日内外、6月収穫で36日内外で適熟となる。 ・やや大葉でつるは太め、低温伸長性が良く、草勢は旺盛でつる持ちがよい。 ・低温弱光下での雌花の着生と着果性が極めてよい。 〔栽培要点〕 ・台木は比較的草勢のおとなしい品種を用いると、栽培しやすく果実の品質も良い。 ・若苗定植すると草勢が強くなり過ぎる恐れがある。10.5cm以上のポットを使用し、50日以上かけて大苗定植するのが望ましい。 ・草勢の旺盛な品種なので施肥量が多過ぎるとつるボケになる危険がある。大玉栽培と比べると3〜5割ほど施肥量を減らす。 ・一方向4本整枝3果着果(株間75cm)・5本整枝4果着果(株間90cm)が標準となる。つる戻しを行い18〜22節前後の雌花に一斉着果させる。家庭菜園などでは主枝10節位で摘心し放任で栽培してもよい。 ・着果前後は昼温30℃〜夜温20℃内外で管理し、着果後2週間位から徐々に温度を下げてじっくり成熟させる。 ・肉質が柔らかく収穫適期の幅が狭い品種なので、穫り遅れにならないよう2日おきにこまめに収穫を行う。 ・二番果栽培を行う場合は、本栽培で病害虫を発生させぬよう特に予防・防除管理を徹底する。 ●接木について(スイカ全般) 連作可能で、病気への抵抗性がある「接木」が推奨されています。 接木より、実生(接ぎ木をしない)の方が、食味はおいしいと言われたりもしますが... 実生の場合は、病気に弱かったり、連作できないので、5年ほど畑を休ませなければいけません。 ●種まき時期 中間地:3月中旬〜4月下旬(初春は温床育苗を行ってください。) ※家庭菜園の目安の時期として表記しています。詳しくは「種まき時期と生育適温の目安」をご覧ください。(各地方により栽培適期は異なります。) ●種まき方法 幅250〜300cmの畝に、株間100cmを目安として、直径40〜50cm、高さ15cmの鞍つきを作り、1か所に種を1〜2粒ずつ点まきして、厚さ1〜2cmほどに覆土します。 ●有効期限 商品紹介には記載しておりません。詳しくは、以下をご確認くださいませ。 >種の有効期限は、どこに記載がありますか? ●種子消毒と採種地 無消毒(農薬による種子消毒なし)と国産(国内採種)の種子は、商品名の※印に表記しております。 >固定種・無消毒・国内採種などの種を購入したいのですが、どうしたらよいですか? ●種子と責任 種子は天候や栽培条件で、播種後の結果が異なりますので、結果不良の補償は、いかなる場合でもお買い上げ代金の範囲内とさせていただきます。 >種が発芽しないのですが、返金 or 代品の発送はできますか?
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