ミニニンジンの種【メロディーライン】〔F1〕

●60日で収穫できる！プランター菜園に最適！

家庭菜園用のミニニンジンでは、「ピッコロ」が定番ですが...

2020年に発売された新品種の「メロディーライン」も、家庭菜園の方に、とても良い品種だと思います。

以下、新品種なので営業担当の方と話して聞き取りした内容をまとめております。

まず「収穫までの早さ」です。

この「メロディーライン」は、「ピッコロ」だと種まきから90日に相当するサイズになるのに...

なんと60日ほどで育つということでした。（適期播種の場合）

めちゃくちゃ早いです。

もともとニンジンって種まきから時間がかかり、普通の五寸系統だと3〜4か月かかります。

それが2か月...!!

家庭菜園で気軽に育てるのであれば、この1か月の差は大きいかと思います。

ちなみに「ピッコロ」は、10〜12cmほどで収穫しますが...

「メロディーライン」は、10cmのミニニンジンから、20cmほどのサイズになるまで収穫可能なので、その点も優れています。

そして、もう一つは...

"超" 密植できるところです！



↑これは、株間1〜2cmで種を点まき、そのままごっそり引き抜いた写真です。

多少、形が捻じれてるものが出ても良ければ、すじまきして、間引きせずに育てることもできますので、とても手軽です。

そして最後に...

晩抽性があり、種まき時期の幅が広いということです。

これも家庭菜園では、嬉しいところです。

皮が薄く、スナックニンジンとして、生でも食べることができるので、育てる上での手軽さだけでなく、調理においても手軽な品種。

家庭菜園にはぴったりだと思います。

●種まき時期
冷涼地：5月中旬〜7月下旬
中間地：1月上旬〜5月上旬・7月下旬〜8月中旬
暖地　：1月上旬〜4月中旬・8月上旬〜8月下旬
（冬〜初春についてはトンネルを利用してください）
※詳しくは画像をご覧ください。各地方により栽培適期は異なります。

●種まき方法
幅60cmの畝に、条間5〜10cm、4〜5条に条まきして、厚さ0.5〜1cmほどに覆土します。
手のひらで土を軽く押さえて、鎮圧します。発芽するまでは、土が乾かないように水やりをします。適湿を保つために、もみ殻や藁を薄くかけると良いです。