●日本で流通している青首大根品種の祖先!(愛知の伝統野菜) おいしい青首大根として江戸時代から愛されており、煮食、生食、漬物、切り干し大根など、幅広い用途で使われてきた固定種です。 日本で生産されている大根は、青首のF1種が主流になっていますが... それら青首品種のほとんどは、この「宮重大根」がルーツになっていると言っても過言ではありません。 歴史の話になるのですが... もともと「宮重大根」は、江戸時代から尾張宮重の名産と称され、そこから全国に知れ渡った品種と言われています。 そして、昭和20年頃までは、大規模に生産されていたようです。 しかし... おいしさは評価されていましたが、ウイルス病に弱いことや、ス入りが早いなどの欠点があり... 昭和20年以降になると、作りやすい「大蔵」や「みの早生」など、白首大根の品種にシェアを奪われていきました。 しかし... 品質面においては根強い人気がありましたので、この「宮重大根」をもとにして、病気に強く、ス入りが遅く、形が揃う品種を作ろう! そう目標を掲げて開発され、昭和50年頃に完成した青首大根が「耐病総太り(F1)」。 それから「耐病総太り(F1)」は、生産者から高評価を得て、どんどんと全国の産地に広まり、当時主流となっていた白首大根からシェアを奪い返しました。 その後... 青首大根の品種改良が盛んに行われるようになり、現在では、白首大根は淘汰され、全国の大根の90%が青首大根の品種となっています。(2013年時点) このように、「宮重大根」は、大根の歴史を語る上ではかかせない重要な品種になります。 現在では、おいしい品種として、いろいろな品種が販売されていますが... 元祖おいしい大根であり、青首大根の祖先であり、江戸時代から続く歴史ある固定種の「宮重大根」も、ぜひ1度、育ててみられてはいかがでしょうか? ●種まき時期 冷涼地:7月中旬〜8月下旬 平暖地:8月中旬〜10月上旬 ※詳しくは画像をご覧ください。各地方により栽培適期は異なります。 ●種まき方法 幅60cmの畝に、株間20〜30cmを目安として、1か所に種を3〜4粒ずつ点まきして、厚さ1〜2cmほどに覆土します。 間引きは本葉が6〜7枚ごろまでに行い、1本立ちにします。
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