●福島県で受け継がれてきた伝統のあるエゴマの品種! エゴマは「食べると10年長生きする」という言い伝えがあり... 福島県では「じゅうねん」と呼ばれ、古くから食されてきました。 種は、ゴマのように利用できます。 すり潰したり、フライパンで炒って和え物に使ったり... 搾油すれば、エゴマ油として利用することもできます。 名前にもゴマとつき、使い方もゴマと似ていますが... ゴマ科ではなく、シソ科の植物になります。 葉の見た目は、青シソによく似ていて、焼肉に巻いて食べたり、天ぷらや薬味などに利用したりもできます。 最近では、「α-リノレン酸」という成分が含まれていることが分かっています。 この「α-リノレン酸」は、体内では作ることのできない必須脂肪酸で、摂取すると体内でDHAやEPAに変換され... それにより血液をサラサラにしたり、脳の働きを活性化させたりする効果があると言われています。 そんなエゴマの中でも、福島県田村市で途絶えずに受け継がれてきた品種が、この「田村黒種」です。 1990年代の話になるのですが... 有機農業を営む村上周平さんが、自給自足の生活を志して、エゴマ油の自給に取り組み始めました。 食文化として定着していた福島県では、エゴマを食されていたものの... 当時は「白種」が主流になっており、油分が多くて搾油に向く「黒種」は、ほとんど作られなくなっていました。 しかし... 田村市内に1軒だけ「黒種」を作り続けている生産者の方がいらっしゃり、何とか原種を確保することができたそうです。 それが、この「田村黒種」です。 主にエゴマは、種実の色によって「黒種」と「白種」の系統に分けられます。 「黒種」の方が油分が多く、搾油には向くのですが... 油分があるゆえにベタついてしまい、すり潰すのに時間がかかることや... 食べた時に歯にくっつきやすく、しかも黒いので目立ってしまうこと... などから、当時の福島県では「白種」が主流になっていたのだと思われます。 「白種」の方が、すり潰しやすく、食べやすいので... 使い勝手の良さで選ぶなら、「白種」を選ぶと良いと思いますが... 「黒種」も、コクがあっておいしいです。 搾油したり、すり潰さないで料理やトッピングに使ったりするのであれば、「黒種」をお薦めします。 ●種まき時期 冷涼地:5月上旬〜6月下旬 中間地:4月下旬〜6月下旬 暖地 :4月中旬〜6月下旬 ※各地方により栽培適期は異なります。 ●種まき方法 幅100cmの畝に、株間30〜40cm・条間30〜50cmを目安として、1か所に種を3〜5粒ずつ点まきして、厚さ0.3〜0.5cmほどに覆土します。 間引きは、本葉が2〜3枚ごろまでに行い、1〜2本立ちにします。 ●育てるコツ 交雑しやすいので、他のシソ科の植物とは、200mほど離して栽培します。 摘芯すると側枝が出て、より多く収穫できます。 草丈が40〜50cmになったら、葉を収穫します。 種実としての収穫期は10月上旬〜10月中旬で、茎葉の1/3くらいが黄色く変わった頃に刈りとり、3〜4日間、日に当てて乾燥させた後、脱粒および選別し、再度乾燥させます。 ●有効期限 商品紹介には記載しておりません。詳しくは、以下をご確認くださいませ。 >種の有効期限は、どこに記載がありますか? ●種子消毒と採種地 無消毒(農薬による種子消毒なし)と国産(国内採種)の種子は、商品名の※印に表記しております。 >固定種・無消毒・国内採種などの種を購入したいのですが、どうしたらよいですか? ●種子と責任 種子は天候や栽培条件で、播種後の結果が異なりますので、結果不良の補償は、いかなる場合でもお買い上げ代金の範囲内とさせていただきます。 >種が発芽しないのですが、返金 or 代品の発送はできますか?
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