●可愛いハート型!?昔ながらの高糖度ハウス栽培トマト!(愛知の伝統野菜) 「ファーストトマト」の名前で販売されている品種としては、F1種も開発されていますが... この「愛知ファーストトマト」は、昔からある純系の固定種です。 「愛知ファーストトマト」は、昭和初期に愛知県の豊橋温室園芸農業協同組合において... 桃色トマトの元祖である「ポンテローザ」を元に育成されたと言われています。 当時、「愛知ファーストトマト」は、高糖度でおいしい品種として、全国に普及したのですが... 形が揃わないことや、傷みが早くて輸送に向かないという短所があったため... その後、【完熟してから出荷しても傷まないトマト】として、「桃太郎」が登場してから... ほとんど作られなくなっていきました。 高糖度とはいっても、昔の品種との比較なので... 最近のフルーツトマトと比べると、物足りないかもしれません。 糖度については、いろいろな方の話を聞くと... 「とても甘くて、おいしい。」という意見もあれば、「あまり甘くなかった。」という意見もありました。 おそらく、作り方によって差は出てくると思います。 ただ、自分でも愛知県から取り寄せて食べてみた感想としては... 糖度は、そこまで高くないかと感じましたが... ゼリー部が少ない品種で、果肉部分がしっかりとしているので... トマトの風味と、優しい甘さは、しっかりと感じる品種だと思います。 皮も薄くて、ゼリー部が少ないので、サンドイッチには向いていると思います。 当店も、併設するカフェで「アジフライサンド」を提供しているので... 試食した残りのトマトは、お店で利用させていただきました。 ちなみに... 普通のトマトのように、春にまいて夏に収穫もできますが... もともとは、ハウス栽培が基本の、低温期収穫の専用品種になります。 お尻の先が尖る独特の形は、ハウス栽培による水分調整により現れてくるので... 高温期の露地栽培では、丸くなってしまい、糖度も下がってしまいます。 おいしい「愛知ファーストトマト」を作るのであれば、せめて雨よけなどで、水分の調整は必要になってくると思います。 重さは230〜250gほどですが、水を切って小さめで完熟させると、甘さは増すと思います。 ●種まき時期 中間地:3月上旬〜5月中旬(初春は温床育苗を行ってください。) ※家庭菜園の目安の時期として表記しています。詳しくは「種まき時期と生育適温の目安」をご覧ください。(各地方により栽培適期は異なります。) ●育てるコツ 葉が大きいので、株間を少し広めの40cmほどにして、風通しを良くしてください。 耐病性は持っていないので、土壌病害回避のため、接木する時はTm型の台木品種をご使用ください。
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