●グラデーションが綺麗な半白の代表的な固定種! 現在では、ほとんど見ることのなくなった半分だけ白い品種です。 半白の品種については、この「相模半白節成」と「馬込半白節成」が有名です。 東京の伝統野菜である「馬込半白節成」の方が古い品種になるのですが... その「馬込半白節成」は、苦みが出やすい品種でした。 そこで、神奈川県農業試験場で改良し、選抜固定されたのが、この「相模半白節成」です。 「馬込半白節成」より、苦みが出にくいと評判になり、全国に広まりました。 それから昭和30年代後半までは、よく作られていたそうですが... その後は、濃い緑色の品種が普及し、現在では、ほとんど見ることがなくなりました。 その座を奪われた理由としては... 日本人の食の欧米化により、キュウリをサラダに利用するようになり、その際に色の映える濃い緑色の品種が好まれたこと。 また、現在の品種と比べると、病気に弱いことや、苦みがあることなどが理由だと言われています。 「相模半白節成」は、皮は硬めですが、みずみずしく、パリッとした食感ですので、浅漬け、ぬか漬け、サラダなどに利用できます。 果長は18cmほどで、やや太い品種になります。 先ほど【馬込半白節成より、苦みが出にくいと評判】と書きましたが... 苦みが出にくいというのは、当時の品種と比べての話。 現在の品種や、同じ固定種の「ときわ地這」などと比べると... 苦みが出やすいですし、おそらく青臭くと感じるかと思います。 ただ、それが本来のキュウリの風味になります。 好き好きは分かれると思いますが... 緑と白のグラデーションが綺麗なので、お洒落な料理に利用したり... キュウリの濃い味を活かす料理を考案したり... 差別化としては、可能性のある品種だと思います。 ●種まき時期 中間地:3月中旬〜7月中旬(初春は温床育苗を行ってください。) ※家庭菜園の目安の時期として表記しています。詳しくは「種まき時期と生育適温の目安」をご覧ください。(各地方により栽培適期は異なります。) ●種まき方法 幅100cmの畝に、株間50cmを目安として、1か所に種を2〜3粒ずつ点まきして、厚さ0.5〜1cmほどに覆土します。 間引きは本葉が3〜4枚ごろまでに行い、1本立ちにします。 9cmポット育苗の場合、2〜3粒ずつ播き、厚さ0.5〜1cmほどに覆土します。 本葉3〜4枚ほどになったら、幅100cmの畝に、株間50cmを目安として定植します。 ●有効期限 商品紹介には記載しておりません。詳しくは、以下をご確認くださいませ。 >種の有効期限は、どこに記載がありますか? ●種子消毒と採種地 無消毒(農薬による種子消毒なし)と国産(国内採種)の種子は、商品名の※印に表記しております。 >固定種・無消毒・国内採種などの種を購入したいのですが、どうしたらよいですか? ●種子と責任 種子は天候や栽培条件で、播種後の結果が異なりますので、結果不良の補償は、いかなる場合でもお買い上げ代金の範囲内とさせていただきます。 >種が発芽しないのですが、返金 or 代品の発送はできますか?
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