●種子の保存について
長期間保存する場合、保存方法によって大きく寿命が変わってくるので...
適切な環境で保存することが重要です。
種にとって1番良くないのは、高温多湿の環境です。
ですので...
種を湿気から守るため、ジップロックなどの密封された袋や、茶筒・海苔缶へ種袋と一緒に乾燥剤(シリカゲルなど)を入れて...
密封して保存すると良いです。
乾燥剤がない場合は、乾燥した穀物や粉ミルクで代用可能です。
〔短期間の保存の場合〕
梅雨をまたがない2〜3か月ほどであれば、室内の常温保存でも構いません。
ただし...
水回りなど湿気の多い場所は避けてください。
強い光や高温すぎる場所も劣化が進むので、直射日光が当たる場所も避けてください。
〔長期間の保存の場合〕
6か月以上保存する場合は、冷蔵庫での保存をお薦めします。
人によって意見が分かれるのですが...
当店としては、冷凍室や野菜室ではなく、通常の冷蔵室での保存が良いと思っています。
冷蔵庫に入れる場合は、取り出す時に注意が必要です。
温度差で結露が発生することによって、種が濡れてしまい、劣化を促進させてしまいます。
ですので、1度に使い切らないのであれば...
小分けして梱包し、使用する分ごとに取り出すことをお薦めします。
冷凍の場合、適切な条件を揃えれば、数十年の保存も可能なのですが...
通常は、種の内部に残っている水分が結晶化して、細胞構造を壊してしまうことになります。
研究機関でなければ、冷凍はしない方が良いです。
また、野菜室については、温度や湿度が悪い環境という訳ではないのですが...
他の野菜などを入れていると、その野菜から、種の寿命を縮めてしまうエチレンという物質が出ることがあります。
そのため、野菜室も避けた方が良いと考えています。
〔補償について〕
保存状態が悪いと短期間でも傷んでしまいますし、補償もできませんので...
種苗店としては、基本的には1〜2か月以内に種まきするもののご購入をお薦めしております。
ただ...
有効期限と種子寿命が違うことをご存知のお客さまは...
有効期限が切れることを承知の上で、来年の分を先に確保されておくという方もいらっしゃいます。
保存する場合は、自己責任でお願いいたします。
当社で補償することはできませんが...
種子寿命一覧もまとめておりますので、ご参考にしていただけると幸いです。
>種子寿命一覧
1年以上保管しておくという方については、1〜2年と短命の種子もありますので、ご注意くださいませ。
●関連したQ&A
>種まき時期が過ぎていて、有効期限までに種をまけないのに、なんで販売するんですか?返品はできますか?
>種の有効期限は、どこに記載がありますか?
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